タイヤ規制に関する提言
2016-11-05


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JAF公認競技(クローズド含む)において、JAF国内車両規則のPNクラス、またはそれに準ずると主催者が判断したクラス(例として、B車両、RN車両など)で使用できるラジアルタイヤについて、以下のように規制する。

@ タイヤ
 公道を走行できる、一般市販タイヤとし、競技専用、もしくは類似した専用タイヤは禁止。
 タイヤは、日本自動車タイヤ協会規格も記載されているもの。またはこれと同等のものとする。
 なお、海外規格タイヤに変更する場合は、そのタイヤの最大負荷能力、静的負荷半径、それぞれが日本自動車タイヤ協会規格に同等、または許容範囲であること。

A サイズ
 当該自動車製造者発行の量産車カタログの同一車両型式に記載されるタイヤサイズを基本とし、サイズアップについては幅を最大10mm、ホイール径を最大1インチまでとする。
 サイズダウンについては、数値による規制なく変更することが出来る。

B パターン
 全周に渡って、2本以上の縦溝を保持し、各メーカーが証明する以下の日本自動車タイヤ協会規格の基準、またはそれと同等の海外規格を満たすこと。
 転がり抵抗 c 以上 ウエット性能 b 以上 トレッドウエア 200以上

 トレッドウエア(TREADWEAR)とは、タイヤの寿命を表す数値で、日本国内での表示義務はないが、アメリカでは義務があるのでアメリカ販売のありモデルについては、サイドウォールに表示されている。
 表示例 TREADWEAR 200
 この数値は、少ないほど摩耗が早く、タイヤの寿命の指針となる。
 国内販売されている全てのタイヤに表示されているわけではないので、表示のないタイヤについては、各自で販売会社などに確認して、各競技会場にて証明できるようにすること。
 個人で証明ができない場合は、各JMRCジムカーナ部会に判断を委ねることとする。
 注)トレッドウエア200という数値の根拠は、現在のようなタイヤ競争の熾烈化、タイヤの摩耗の激しくなかった2015年以降を顧みたときに、参加者が主に使っていたラジアルタイヤの数値を根拠としました。(練習走行も含み、年間使用セット数が、3セット程度)

C サイズラインアップ  
カタログ記載サイズのラインアップは、20種類以上のタイヤとする。

 貴重なお時間をお付き合いいただき、ありがとうございました。

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