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現時点でJAFのスピード委員会では来年のPN車両のタイヤ規定変更に関しての決定はなされていませんが、中部のショップ系チームから下記のような提言がフェイスブックにて示されました。
一見複雑な内容なので知識のない人には理解しにくいとは思いますが、現在の問題点を解消すべく考え抜いた内容だと個人的に評価しましたので、掲載させて頂きました。
なお、本ブログへの掲載に関しては、チームルーズドッグス代表の武田氏の了解を得ております。
「こんにちは。チームルーズドッグス代表の武田です。
今日は、この場を借りて提案したいことがあります。
かなり長文ですので、しっかり読んでいただくと嬉しいです。
先日の我がチームミーティングにて、チームとしての今後のラジアルタイヤについての議論、そして規制案をまとめてみました。
この議論のキッカケとなったのは、ジムカーナ競技を中心としたモータースポーツに使用されるラジアルタイヤという最も重要なパーツの世界で起きている熾烈なメーカー間競争と、そこから販売されるタイヤが高性能ではあるが摩耗が激しく、運転技術向上のための練習もままならない状況が生まれているからです。
今のままですと、所得に余裕のない若手がついていけなくなり、若手の台頭→全体の活性化という正常な流れが出来なくなります。
また、JAF国内車両規則の393ページ、第3章 スピードPN車両規定の第8条タイヤおよびホイールのC項に、《タイヤは公道走行の許される一般市販タイヤとし、競技専用タイヤは使用しないこと》と、明記されています。
現状、競技会で主流になりつつある最新のラジアルタイヤについての仕様説明、ならびにサイズラインアップの少なさを考えると、上記国内車両規則に明記されている競技専用タイヤに限りなく近いのではないか!?という疑念も、我々にはあります。
そもそも、タイヤのラジアル化、PNクラスの創設の目的は、ランニングコストも含めたコスト削減であったはずです。
それが、今はエスカレートしていくばかり。ドライバー技量が上がって、競技内容がエスカレートするのは大歓迎ですが、モノのコストアップは歓迎できません・・・・。
そこで、チームとしてこの場を借りて、今後のモータースポーツにおけるラジアルタイヤの位置付けをする意味で、以下に記載するタイヤ規制案を提案したいと思います。
今回は、タイヤ規制に留まっていますが、チームルーズドッグスの目指すところは、ワンメイク(コントロール)タイヤでの、ドライバー、マシンのガチンコの技量勝負が理想です。
今回の提案にご賛同いただける方は、
メールアドレスrun@losedogs.com宛に、件名を《タイヤ規制》としていただき、所属JMRC名 主な参加シリーズ戦名 参加クラスを明記して、メールください。
出来ることなら、賛同していただけるのであれば、この記事をシェアしていただくと幸いです。
なお、競技ライセンスをお持ちでない方からのメールも大歓迎です。その場合は、どのようなイベント、またはシリーズ戦、モータースポーツに参加されているかを明記ください。
集まったメールは、ご賛同者の声として各JMRCのしかるべき部署に代表して提出するつもりです。
なお、今回の記事へののコメントは自由ですが、コメントに対する返信は、原則としていたしませんので、ご了承ください。
では、我々チームルーズドッグスがまとめた《タイヤ規制案》です。じっくり、お読みください。
【タイヤ規制案】
ジムカーナPNクラス、それに準ずる競技会における
ラジアルタイヤ規制について。
作成年月日 2016/1015 2016/10/28修正 2016/10/31修正
作成者 チームルーズドッグス一同
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